大型遊具『冒険の城!』

本園の大型遊具『冒険の城』は子どもたちへの願いを込めた世界にたった一つ、唯一無二のお城なのです。

一日の生活イメージ

★『冒険の城』制作の思い

1、子どもたちの創造力を駆り立てる飽きの来ない遊具にしたい

2、限られた園庭のスペースを有効に使える(あわよくば拡張できる)遊具にしなくてはならない

3、遊具は子どもたちの体力が向上する構造でなけらばならない

冒険の城の製図は、上記3つの願いを達成することを目標に開始しました。

1番目と2番目の願いは本園にとって2つで1つのような願いでもありました。
本園の限られたスペースに余裕などあるはずもなく、このミッションに失敗は許されませんでした。
飽きの来てもよい(一般的な)遊具を建てるスペースなど本園にはありません。
子どもたちの創造力を駆り立てる大型遊具を、完璧な配置のもと3次元(縦方向)に拡張する方法で子どもたちの遊べる空間を増やす。と言う2つの目標を叶えてくれる夢のような遊具の開発が当時の本園には必須要件でした。
それは副園長になって間もない私に課せられた初めてのビックプロジェクトでした。
私は、図面に取り掛かる前の下準備として、休みのたびにTrina先生と一緒に、おもしろい遊具はないかなと、関西中のほとんどの公園の遊具を見に行きました。
そして胸をわくわくさせながら、三日三晩ほとんど寝ずに冒険の城の図面を考えたことを昨日のことのように思い出します。
結果、冒険の城は3重構造にしました。
1階はお城の地下室のイメージ、
2階はまるでハムスターになったかのように隠れ家的な遊びが展開できるスペース、
3階は天気の良い日にはちょっと寝そべれば日向ぼっこができるような、お家のごっこ遊びができるようなスペースをイメージして作りました。
それから3階にはs字カーブを描いて1階まで滑降できる秘密のワープトンネルを付けました。
お城のふもとには、ちいなさビオトープも当時のPTAダディーの会のお父さんたちの力をお借りして作りました。今では木々も生い茂り、子どもたちが覗き込めば、トノサマガエルやドジョウにも出会える、ちょっとほっこりできるスペースとなりました。

冒険の城は毎日子どもたちでにぎわっています。
子どもたちは、自分のお家の様に、冒険の城でごっこ遊びをしています。
2階の裏の秘密のトンネルでは何やらいつも楽しそうに2・3人が集まって話しをしています。


3つ目の課題もしっかりと達成できました。

体験学習イメージ

お城にはありとあらゆるところに違った方法で登れる遊具を設置しました。
子どもたちは、1階2階3階とぐるぐると移動しながら、お城でごっこ遊びや冒険ごっこを展開する中で、登ったり下りたり、ぶら下がったり、よじ登ったり、時には綱にしがみついて遊んでいます。


 昔本園には、今の冒険の城の位置に雲梯と吊り輪の遊具がありました。
 私も幼児期には、その遊具でよく忍者の気分になって地面に落ちないようにつかまって遊具から遊具へわたっていく遊びをしていました。
 今の子どもたちにも遊びをとおして自然と体力や腕力をわんぱくに付けていってほしいと願っています。


冒険の城は、本園の子どもたちへのそんな願いが込められた遊具なのです。

本園に来られた際は、是非一度お子さんに冒険の城で遊ばせてあげてください。



最後まで読んでくださった皆様へ、

実は(2021.7月)現在、幼稚園のはっさくの木の横に、
『冒険の城』の第2段としまして『勇気の山』と呼べるような遊具を企画検討中です。
まだまだ構想の段階ですが、桜の木とはっさくの木の間の空中部分に、3次元に遊びの空間を拡張したい。
できればトムソーヤの冒険の物語の中に出てくるハックルベリーフィンの木の家のような、子どもたちのワクワクが止まらないような遊具を作りたい!と考えています。できるとは言っていません。できない場合もあります。その際はご容赦ください。